こんにちはペレストロイカです。
今回紹介するのはアンザン省チャウドックにあるフオックディエン寺です。
この寺の一番の特徴はなんといっても洞窟であるということ!

洞窟の入り口には小さな池があり、そこの仏がメガネをかけています。去年の今頃撮った写真なのでそろそろ外しているとは思いますが(笑
実をいうとベトナムにはいくつかの洞窟寺院(Chùa Hang)があって、有名どころを列挙すると
ビンディン省
ビントゥアン省
カインホア省
イエンバイ省
キエンザン省
チャーヴィン省
など。それぞれ様々な事情でつくられたので巡礼してみると面白いかもしれませんね。
目次
若干ホラー!?
お寺というのは本来的に人を怖がらせるような作りになっているはずはないですよね。ただココは違います。

暗がりからほのかなライトアップとともに浮かぶ観音様です。
深さ12メートルほどとはいえど、道に工夫が凝らされていてもっと長く感じましたし、安寧を求めていてもどこに行けばいいのかわからずでかなり疲れます笑

この仏か菩薩に至っては逆光になって何も見えないです。
それもまた一興と思えるほど慣れてきたので写真を撮ったことは覚えています。
最後なんやねん
アップダウンの激しめな階段を進むと出口とはまた違った方向から光が差し込んでいます。
ここに大仏様がいるのか!と思って駆けつけたそこには…

金色の千手観音が数体ありました。
しかも全体に鏡が張り巡らされていて、そこはかとなくバブル時代のラブホテルのような雰囲気さえあります。
僕の信仰心の無さがこのように思わせているのは間違いないのでそそくさと帰りました。出口から外を見るとチャウドック全体が見渡せるので心がスッとなりますよ。
チャウドックは小さな町ながらもカンボジアまでボートでいけるというのでちょっとしたホテル等もあるので栄えているのです。
洞窟寺は数キロ離れた場所にあるのですが、中心部から全く何もない道路をまっすぐ行くだけでつきます。
ベトナムの田舎の雰囲気も観光地も場末宿場のにぎわいも同時に味わえるお得なエリアなのでぜひ行ってみてください!
MAP
記事を書いた人
ライター:ペレストロイカ(Facebook)
ブログ:ペレストロイカの骨の軋みはうるさくとも骨格の正しさを尊重したい
ベトナムのカルト宗教?のココナッツ教団に興味を持ち大学でベトナム語を専攻。2016年の4月からホーチミン市で1年間留学してました。大正ロマン、アナーキズム、軍歌・革命歌、イタリア語、プロパガンダ、古地図、カルト宗教に関心アリ。Webデザインを勉強しながらブログをアングラでマニアックなベトナム百科事典にしてる途中です。好きな歌手は岡村靖幸。古書のためなら数万円払うことも辞さない精神を持ってます