2020年よりコロナ禍の影響で若干鈍化していますが、ハノイ市内では次々と新しい建設プロジェクトが立ちあがっています。新しいランドマークとして期待できる高層ビルもあれば、海外からの多くのビジネスマンが訪れるであろう国際展示会場など、楽しみなプロジェクトが多いです。
この記事では筆者が注目している3つのプロジェクトを紹介します。
1.紅河に架かる チャン・フン・ダオ橋

ホアンキムエリアとロンビエンエリアをつなぐ新しい橋です。
先日、新しい橋のデザイン案が承認されました。ヨーロッパの様式にベトナム伝統的なデザインを取り入れたインドシナ様式の橋となりました。
交通の要所として、そして新しい観光名所として期待できる橋です。
2.蓮の花をモチーフにした国際展示会場

ビンホームグループが開発中のスマートシティ、ドンアン地区に建設予定の国際展示会場です。国際コンペによってドイツの建築設計事務所「gmp」のデザインが選ばれました。
ポスト中国として生産立国として期待されるベトナムでは、完成したら多くの国際展示会が開かれる会場となりそうです。
3.アオザイをモチーフにした高層ビル Phương Trạch Tower

オーストラリアの建築チーム「Decibel Architecture」がデザインした超高層ビルです。108階建て、高さは555mになる予定です。デザインはアオザイのスカートの裾が広がる姿をモチーフにしたそうです。
こちらも、ビンホームグループが開発中のスマートシティに建設予定です。